2013.08.16 Friday
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破裂 久坂部 羊 幻冬舎 2004-11 |
医者は、帯より。
三人殺して初めて、
一人前になる。
土の中の子供 中村 文則 新潮社 2005-07-26 |
愛を海に還して 小手鞠 るい 河出書房新社 2006-06-13 |
クローズド・ノート 雫井 脩介 角川書店 2006-01-31 |
私は自分のラブストーリーを彼に語ってこなかったという事だ。自分のラブストーリーを、魅力的に語るって、私には逆立ちするより難しく感じます。でも、呼吸をするように簡単に、それができる人のことも知っているので、ちょっと、勉強させてもらおうかなあと思ったりします。
私が隆の気持ちを分からないように、隆も私の気持ちは分からないのだ。
私は自分で考えているよりもずっと自分の気持ちを押し隠して生きているのかもしれない。
私はもっと前向きになって、自分のラブストーリーを少しずつ、魅力的に彼に伝えていくことが大切だという事。
夏の災厄 篠田 節子 文藝春秋 1998-06 |
地に埋もれて あさの あつこ 講談社 2006-03 |
ゴールデンタイム―続・嫌われ松子の一生 山田 宗樹 幻冬舎 2006-05 |
ぼくのメジャースプーン 辻村 深月 講談社 2006-04-07 |
Sweet Blue Age 有川 浩 角田 光代 坂木 司 角川書店 2006-02-21 |
幸福ロケット 山本 幸久 ポプラ社 2005-11 |
コーモリは・・・香な子をじっと見てから「おまえ、男だったらよかったのに」といった。そして、おっ、アカコとヒトミだ。
「どういうこと?」
「そしたらおれら親友になれたのに」
「男と女でも親友になれますよね、先生?」コーモリのお母さんは鎌倉先生に同意を求めた。でも先生ははっきりとこういった。
「あたしの経験上、ありえませんね」
コーモリのお母さんをはじめ、香な子もコーモリも先生の断定した物言いに、目をパチパチとさせるだけだった。
鎌倉先生、あなたはこれまでいったいどんな経験を積まれてきたんです?香な子は心の中で叫んだ。