CATEGORIES
LINKS
<< ■ 阪急電車 有川浩 | main | ■ モノレールねこ 加納朋子 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
▲ ふれていたい 小手鞠るい
ふれていたいふれていたい
小手鞠 るい

求龍堂 2006-11
初めての彼・宗治との恋愛に戸惑いながらも日々を過ごす可南子。宗治との距離を縮めたいと思う一方で、過去にフィギュアスケートでペアを組んでいたナガルへの想いも心を巡る―。
純粋で瑞々しく、後味の良い恋愛小説でした。それなりに盛り上がるエピソードが詰まっているので、退屈することもなく、基本的に主人公が真面目で可愛らしいので、不快に感じることもなく、最後まで読めました。

完全に一昔前の少女マンガの世界で、設定にも、人物描写にも、リアリティは全くなかったです。でもこの本は、そこが良いのかもしれません。そしてこの本を、主人公と同世代に近い作家さんが書いたら、こんなに後味が良くはならないと思いました。恋愛の綺麗なところだけを抽出したメルヘンでした。こういう書き方は、ある程度年を重ねないとできませんよね。

ただ、この本は、どの層を読者として想定してるんだろう?そこが謎です。小手鞠るいさんのファン向けに書かれたのだとしたら他の作品と傾向が違いすぎる気がするので、新境地を開いて、新しい読者層を狙ったんだと思うんですけど。最近の10代の若者は、もっと派手で衝撃的な内容のものを好むように思うので、きっとそこは狙ってないだろうし。20代以上になったら、もうこういう本は必要としない気がする。もしかすると、自分の10代というものが本当に遠い過去になった、かなり年上の人を狙ったのかな?うーん、わかんないなあ。
| か行(小手毬るい) | 22:29 | - | - |
スポンサーサイト
| - | 22:29 | - | - |