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▲ 闇の底 薬丸岳
闇の底闇の底
薬丸 岳

講談社 2006-09-08
少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。狂気の劇場型犯罪が、日本中を巻き込んだ−。運命が導いた、哀しすぎる「完全犯罪」。
デビュー作『天使のナイフ』では、犯罪者の更生と贖罪について、当人の内側から描く視点でしたが、今回はそれを外側から描いているんだな、と、思いました。同じテーマの裏と表、って感じです。だから、全然違う物語なのに、なんとなく2番煎じの臭いがする・・・(笑)。でもまあそれは、すでに作家としてカラーが確立しているってことなので、いいことですよね。

今考えるとやはり、『天使のナイフ』は江戸川乱歩賞受賞作品だけあって、レベルの高い作品だったんですよね。いくつもの物語が重なり合った複雑な構成に驚かされたし、何人もの悲しい登場人物に感情移入できたし、色んな事を考えさせられるすごい本だった。この本は、十分読み応えがあったのですが、『天使のナイフ』に比べてしまうと、色んな意味で薄かった気がします。

でも、次作も読みます。楽しみです。
| や行(その他の作家) | 18:39 | - | - |
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