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● 幸福な食卓 瀬尾まいこ
4062126737幸福な食卓
瀬尾 まいこ
講談社 2004-11-20

by G-Tools

なるほど。納得。

この小説の感想としては、ちょっと変かもしれませんが、まずこう思いました。

私は、「図書館の神様」で、瀬尾さん、好きだ!と、思って、それから他の本をどんどん読んでいったのですが・・・。「図書館の神様」なみに、いいなあと思える小説には出会わなかったんですよねー。だから、「図書館の神様」は奇跡?と思ってたんです。だけど、ちまたで「幸福な食卓」の評価があまりにも高いので、これを読んでみるまで、評価は保留にしておこう、って感じで。

で、読んでみて、納得。これなら、評価高いのもわかります。家族の物語として読むもよし、女の子の成長物語として読むもよし、の、温かくていい本でした。

みんな優しくて、かわいくて、いい人ばっかり。瀬尾さんの本はみんなそうですが、それがいい方に転んでると思います。悪い方に転ぶと・・・人物の描写が薄い、物語が浅い、ってことになっちゃうんですけどねー。この本はこれでいい、と、思いました。

ラストの急展開に関する、他の人の感想はどうなのかなあ?私は、なんだか唐突で、物語から浮いている感じがしてしまったんだけど。もう少し穏やかな出来事でも、家族に同じ行動をとらせ、同じ感想を主人公に抱かせ、成長を描くことは出来たんじゃないか。そのほうが穏やかで温かい、この本全体の雰囲気にあっているんじゃないか、と、思っちゃったんだけど。でも、みんなの、「泣きました」という感想はあのラストじゃないと生まれてこないんだろうし・・・。

ちなみに、私は泣きませんでした。これは、私の心構えが悪かったんですねー。さあ、かかってこい!みたいな気分で読んじゃったから。失敗。
| さ行(瀬尾まいこ) | 22:10 | - | - |
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