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■ 三四郎はそれから門を出た 三浦しをん
三四郎はそれから門を出た三四郎はそれから門を出た
三浦 しをん

ポプラ社 2006-07
「趣味は読書」と、てらいなく履歴書に記入できる人々がうらやましくてならない。いや率直に言って、うらやましさが高じて憎しみすら覚える。

「私、けっこう本読むんだー。『冷静と情熱のあいだ』はすっごくよかったよ」なんて言う、おまえらなんてみんな死ね。合コン中の男女を横目に、居酒屋で一人、苦々しい思いでビールを飲んだ事が何度あっただろう。私にとっちゃあ、読書はもはや「趣味」なんて次元で語れるもんじゃないんだ。持てる時間と金の大半注ぎ込んで挑む、「おまえ(本)と俺との愛の真剣一本勝負」なんだよ!
ことほどさように本を愛する、三浦しをんさんの、読書エッセイ集。しをんさんのエッセイは、どれも爆笑ものの面白さだけど、私はいまのところこれが1番好き。いやー、笑った笑った!本好きとしては共感しまくりだったし、読んでみたい本が大量に増えてしまいました。

それにしても、これだけ幅の広い読書をしていて、それら以外にも、愛するホモ小説とホモマンガを大量に摂取しているはずで、しをんさんの読書量には驚き!。これだけ読んでいたら、そりゃあ、ベストセラーにまでは手が回らないだろう、と、納得。

だからこの本は、しをんさんほどではないにせよ本が好きで、実際に本を読んでいる人が楽しめるタイプの読書エッセイでしょうね。普段はあまり読まないけれど、たまには本でも読んでみようか、何を読んだら面白いかな、なんて考えている人の本選びには、あまり役立たないと思います。そういう人は、ファッション雑誌・カルチャー雑誌などのブックコーナーを参考にするのが1番良いのでしょう。ああいう紙面では、最大多数の最大幸福、ベンサムの功利主義が見事に実践されているので、はずれる確率は少ないでしょうから。
| ま行(三浦しをん) | 00:33 | - | - |
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