CATEGORIES
LINKS
<< ■ 瞳の中の大河 沢村凛 | main | いまさら直木賞選評について >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
▲ 新宿ミルク工場 沙籐一樹
わたしを救えるのはあなたのぬくもりだけ
ある日、ビルの屋上で出会った望月景と中川清香。ある晩、廃工場で出会った椎名純紀と久我誠司。大人たちから逃れるには「死」しかないと追いつめられ、さまよっていた若い男女に訪れた偶然。ふたつの出会いがひとつにつながった時、「奇跡」が起きた―。

日本ホラー小説大賞短編賞受賞作家が放つ渾身の書き下ろし小説

「死ねば、安らぎが手に入ると思った」望月景
「あたしには、あんたが必要なんだ」中川清香
「世界に適応できない者は死んでいく」椎名純紀
「おれはきみを助けたい」久我誠司
絶望の果てに紡ぎ出された「魂の再生」の物語
虐待の過去を持つ、若者たちの物語。

何も悪い事をしていないのに、自分が生きることを許すというそれだけのことに、こんなにも苦戦を強いられる。同情せずにはいられません。でも、最終的には、救いのあるストーリーです。

「ミルク」と「工場」という短編に、「新宿」というエピローグがついた構成になっています。「ミルク」のほうは、主人公が、悪い意味でイタイです。それまでの悲惨な時代を、サバイバルしてきたという強さが、まったく感じられない。甘ったれた感じで、読みにくかったです。「新宿」のほうが、共感できたし、まだ物語も面白かったです。
| さ行(その他の作家) | 01:01 | - | - |
スポンサーサイト
| - | 01:01 | - | - |