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いまさら直木賞選評について
オール讀物の、直木賞選評の記事を立ち読みしたのですが、感想を書くのをすーっかり忘れていました。というのも、全然、面白くなかったからです。本当に、まったく、全然。

もちろん、わたしが選評で一番楽しみにしていたのは、淳ちゃんが東野さんを今度はどう苛めるか、というその1点だったので、今回が面白くないのは当然なんですけど。

今までの選評は、選者の先生方それぞれに、思い入れのある作品があったり、どうしても好きになれない作品があったり、そういう人間らしい感情が見えたんですよね。○○派と□□派がいて対決があったり、それに味方する人がいたり、様子をうかがう人がいたり・・・そういう構図も見えて、面白かったんですよね。時には、議論が白熱したんだな、という様子までうかがえました。そして、この先生は読んでないな、なんていうのも見えたりしました。

でも、今回は、そういうのがまったくなかった!みんな似たような感想。買わなかったので手元になくて、引用はできないんですけど、とりあえず、受賞作は全員で誉めてます。そして「愚行録」は、なんで候補になったのかわからないくらい最低の出来だということ、「遮断」は真面目な本だけど面白くないということ、「砂漠」が期待はずれで、特に、時系列に関しての工夫がうまく機能していないという事、みんな同じ事を書いています。

これだけ足並みがそろっていると、出版社主導の出来レース・・・という印象が、さらに強まりますね〜。

まあ、もちろんそれぞれの先生の個性は、ちゃんと出ています。そして、驚くべきことに、東野さんが卒業されてみれば、私が1番共感できたのは、渡辺淳一先生の選評でした。「まほろ〜」にボーイズラブという言葉を使っていたのも彼だけだったし、全体的にけっこう同感。

一方、阿刀田先生の選評には呆れました。三浦しをんさんを、知らなかった様子。「まほろ〜」の作者を男性だと思っていたとか言ってましたよ。作家さんの数はものすごく多いんだから、若い女性を中心に人気の作家さんを、彼が知らなくても不思議じゃありませんけど、なんか枯れてる感じ・・・。それに、自分が初めて知ったような作家さんに直木賞をあげることに、まったく抵抗しなかったあたりも、なんか枯れてる感じ・・・。
| 雑文 | 00:23 | - | - |
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