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■ 誘拐ラプソディー 荻原浩 
4575234249誘拐ラプソディー
荻原 浩
双葉社 2001-10

by G-Tools

38歳独身。工務店勤務。あるのは320万円の借金と前科だけ。そんな男がある日勢いで、前科を持つ自分を雇ってくれた恩人でもある社長を、角材で殴りつけ怪我をさせてしまいます。死を決意した時に、偶然知り合った無邪気な少年は家出中、しかも、どうやらお金持ちの息子らしく、「死ぬ気になればなんでもできる」と、彼は誘拐を決意します。笑えて、笑えて、最後にしみじみさせてくれる。読後感の良いコメディタッチのミステリーです。

浅知恵を次々に繰り出しては失敗する誘拐犯と、無邪気な少年のやりとりは笑えます。それから暴力団、中国系マフィア、警察、とさまざまな人たちがこの誘拐事件に関わってくるのですが、それぞれの思惑がすれ違い、誤解が誤解を呼んでとんでもないことが起こり・・・とにかく笑えるシーンが満載です。

えーと。こんなこと言っていいのかわからないけど、赤川次郎作品に似ています。赤川次郎さんはこんな感じの作品を量産してる。そして一作一作の質も、この「誘拐ラプソディー」に劣ってない、と、私は思う。変な話ですが、この本を読んで、「赤川次郎ってすごい」と思ってしまいました。

あ、もちろん荻原浩さんもすごいです。「誘拐ラプソディー」オススメです。
| あ行(荻原浩) | 17:00 | - | - |
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