CATEGORIES
LINKS
<< 暗い日曜日 朔立木 | main | ■ 四季 春 森博嗣 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
■ インディゴの夜 チョコレートビースト 加藤実秋
photo
インディゴの夜 チョコレートビースト
加藤 実秋
東京創元社 2006-04-11

by G-Tools , 2006/04/27





デビュー作である「インディゴの夜」がとても面白かった、加藤実秋さんの第2作。渋谷のクラブみたいなハコで、DJみたいな男の子たちが接客してくれるホストラブ「club indigo」。歌舞伎町や六本木の王道系ホストクラブとは、一味違う個性的なホストたちが集まっています。オーナーでありライターの晶が、ホストたちの手を借りて、様々な事件を解決するミステリィ短編集。期待を裏切らない面白さで、よかったです。

☆ 返報者
△ マイノリティ/マジョリティ
□ チョコレートビースト
○ 真夜中のダーリン

短編一つ一つのできで言えば、1作目よりずっと面白くなっていると思います。「返報者」ではホスト連続襲撃事件の謎を解くのですが、明らかになった犯人の気持ちを思うと、実にやるせない気がしました。「チョコレートビースト」では、若者のタトゥー文化が取り上げられていて、興味深かったし、ラストシーンではクスッと笑ってしまいました。「真夜中のダーリン」の主役、吉田吉男(もちろん源氏名です)の幸せを、私は願ってやみません。

ただ、レギュラーのキャラがあんまりたっていないように感じたんですよね。個性的なキャラクターが揃っているのに、生きていないというか・・・。それぞれの短編に登場する、ゲスト的な新キャラのことはちゃんと描いてあるのですが、1作目ではあんなに魅力的だった、レギュラーメンバーがイマイチ。1作目では、晶さん、かっこいい!って思ったのになあ。今回は、主役ではあったけど目立たなかったなあ。晶さん以外の、塩谷、ジョン太、犬マン、DJ本気、アレックス、などレギュラーメンバーの事も、もっともっと知りたいです。

というわけっで、マンネリを警戒しつつも、続編を期待しています。せめて、吉田吉男のその後だけでも知りたいです。
| か行(その他の作家) | 21:04 | - | - |
スポンサーサイト
| - | 21:04 | - | - |