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▲ 陽の子雨の子 豊島ミホ
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陽の子雨の子
豊島 ミホ
講談社 2006-03-28

by G-Tools , 2006/04/22





24歳の雪枝は祖母の遺産を相続し、働かなくていい程度にはお金持ち。4年前に、15歳だった家出中の聡を拾い、それ以来2人で暮してきました。ある日雪枝が、私立の男子中学に通う夕陽という少年を家に招待するところから、物語は始まります。その日雪枝は、聡を後ろ手に縛り、押入れの中に閉じ込めました―。

青春の悩める感じや、揺れる感じは、よく出ていたんじゃないかなあ、と、思います。でも、結局、何の話だったんだ・・・。私は、よくわからなかったぞ。

夕陽のひと夏の思春期小説としては、よく出来ていたのかもしれませんが、夕陽という中学生の存在が、なんだかリアルじゃなくて・・・。男子中学生、というより、大人びた少女のような描かれ方でした。お姉さまが、夕陽に萌える小説?いや、違うよなあ。

雪枝と聡のほうの物語は、もっと何だったんだかわからなくて・・・。結局、2人の恋愛小説だったんでしょうか?2人の絆が深まった、ああ、めでたしめでたし、という物語だったのかなあ。これからも、2人は2人だけの世界で、雪枝は短歌を作って、聡はそれを見守って、そういう生活を続けるのでしょうか?

雪枝はともかく、聡の人生は本当にそれでいいのでしょうか?と、思ってしまうのは、私がおばちゃんだからでしょうか?なんだか、明るい未来を予感させるような雰囲気の結末でしたが、雰囲気だけで、実がないような・・・。

豊島ミホさんに初チャレンジ!でした。もう1冊くらい読んでみないと、好きとも嫌いともなんとも言えない感じ。もう1冊読んでみるとしたら、何がいいでしょうか?
| た行(豊島ミホ) | 13:41 | - | - |
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