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■ FLY,DADY,FLY 金城一紀
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フライ,ダディ,フライ
金城 一紀
講談社 2003-02

by G-Tools , 2006/04/04




今さら読みました。
体育会系爽やかオヤジ小説。
素直に面白かったです。

暴行の被害を受けたあと、心を閉じてしまった、娘の信頼を取り戻したい。
そんな思いから、在日の若者に喧嘩の特訓を受ける、オヤジの一夏の物語。

まあ、かなり馬鹿馬鹿しいよね。
その馬鹿馬鹿しさが、かっこいいんだけどね。

こういう経緯があった場合、娘さんは、暴力自体に嫌悪感があるんじゃないかなあ。
娘を守る力があることを、喧嘩で証明するぞ・・・っていうのは、
努力の方向性が、間違ってるような気がするんですけど。

喧嘩が強くなることよりも、努力することと、自信を取り戻すこと、
そっちがポイントだったんでしょうね。
娘さんも、オヤジは君のためにこんなにがんばっているぞ!って、
そこを感じ取って喜んでくれたんでしょうね。

でもやっぱり、発想が単純すぎるよなあ。
まあ、そこがかっこいいんだけどね。

あ。あと、在日の若者の出てくる映画や小説では、
彼らは、気骨があるとか、男らしいとか、群れるのが嫌いとか、強いとか、
そういうキャラクターばかり与えられていて、それはそれである意味、差別だよね。
夢も主張もなく、事なかれ主義で、おとなしい性格の人だっていると思うんだけど。
こういうの、逆差別っていいません?
| か行(その他の作家) | 00:13 | - | - |
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