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▲ 魔剣天翔 森博嗣
4062738945魔剣天翔―Cockpit on Knife Edge
森 博嗣
講談社 2003-11

by G-Tools

航空ショーでアクロバット演技中のパイロットが撃たれ、死んだ。航空機は二人乗り。パイロットが座っていたのは後部座席。しかし、撃たれたのは背中から。犯人は一緒に搭乗していた女性記者なのか?衆人環視の中、成立した空中の完全密室。シリーズ最高難度の謎を、没落した名家の令嬢・瀬在丸紅子が解き明かす。
「BOOK」データベースより

不自然ではないパーフェクトな密室が、そういえば空を飛んでいますよね。森さんが見逃すわけがなかった・・・。前半はその空中の密室の謎に引っ張られますが、どちらかというと面白かったのは後半に明らかになる、「悲劇の宝剣」をめぐる謎。天才画家と仲間たちの悲しい物語が描かれ、なんともいえない味わいでした。

「最高難度の密室トリックの謎」とは、いくらなんでも言いすぎ。謎解きメインで考えれば、森さんの本の中では平凡でしょう。でも、Vシリーズがどんどん楽しくなっているので、この本も楽しめました。小鳥遊練無くんがクローズアップされていたのが嬉しいです。彼の頭の良さと、内面の複雑さは、想像以上です。いーねー。

このシリーズの探偵キャラは紅子さんだし、探偵を名乗っているのは保呂草ですが、練無くんも探偵キャラですよね。好奇心旺盛で、頭が良くて、行動力があって。S&Mシリーズの萌絵ちゃんみたいな感じ。探偵をやろうとするんだけど、最後の最後でちょっとツメが甘くて、探偵キャラの引き立て役になってしまう。このシリーズの登場人物は、頭がいい人ばっかり。だからこそ、テンポのよい会話が楽しいんですね。
| ま行(森博嗣) | 12:28 | - | - |
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