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■ まどろみ消去 森博嗣
4061819704まどろみ消去
森 博嗣
講談社 1997-07

by G-Tools

とにかく、バラエティに富んだ短編集で、良かったです。

ミステリーあり。ラブストーリーあり。研究者ネタあり。おたくネタあり。シリーズものの番外編あり。エッセイなんじゃ・・・と思わせるコネタあり。読者を翻弄する目くらましのテクニックあり。

森さんの初短編集だそうですが、もう森さんの小説のエッセンスが、かなり出揃っていて、それには驚きました。森さんって昔から森さんだったんじゃん!って感じ。今回読んで、それがわかったのですが、出版当時に読んだときは期待はずれだった、というかすかな記憶があるんですよねー。

理系ミステリーとか、本格とか、そういう「ラベル」が森さんにはついてまわっていたし、「S&Mシリーズの森さん」しか知らなかったから、それらしいものを期待して読んだんだろうと思います。それで、この本の面白さを読みとれなかったんだろうな〜。その頃ブログをやっていなくて良かった・・・。大恥をかくところでした。

短編ということで、オチが大事だと思うのですが、その処理の仕方が多岐にわたることにも驚きます。すっきりさせてくれたり、驚かせてくれたりすると、さすが森さん!と、思います。でも、逆に、わからないまま放り出されたり、微妙なまま終ってしまっても、ああ、森さんらしいなあ、と、思う。私はどっちも好きです。

・虚空の黙祷者
・純白の女
・彼女の迷宮
・真夜中の悲鳴
・やさしい恋人へ僕から
・ミステリィ対戦の前夜
・誰もいなくなった
・何をするためにきたのか
・悩める刑事
・心の法則
・キシマ先生の静かな生活
| ま行(森博嗣) | 19:01 | - | - |
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