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■ はなうた日和 山本幸久
4087747670はなうた日和
山本 幸久
集英社 2005-07

by G-Tools

世田谷線沿線を舞台に、ごく普通の人々の、一生懸命な日常を描いています。表紙とタイトルどおりの、穏やかな短編集で、私は好きです。

山本幸久さんの作品を読むのは、「凸凹デイズ」「笑う招き猫」に続いて3作目です。2つともすっごく面白かったし、大好きでした。でも、2つの作品のテイストが似ていたので、こういう作品しか書けない作家さんだったら飽きちゃうかも・・・と、心配でした。でも、

・閣下のお出まし
複雑な関係の2人の少年のふれあいを描いています。実は子供って、けっこう大変だよね。

・犬が笑う
不倫相手が亡くなったばかりの女性が主人公。大人だなあ。

・ハッピーバースディ
定年間近のサラリーマンの哀愁・・・。けっこうブラック。

・意外な兄弟
主人公は、自分の仕事に向いていないと思っている営業マン。ラストがすごく良かった。

・うぐいす
この作品は、老女の一人称。切なくて哀しくて・・・ちょっと恐いラスト。

というわけで、この短編集を読んで、山本さんには「爽やか青春お仕事小説」以外にも、色んな引き出しがあるんだなあ、と、確認できて嬉しかったです。色んな年齢層の、色んな立場の人を主役にしているのに、まったく不自然ではなくて、山本さんの良さを再確認。

ほかに、
・五歳と十ヶ月
・普通の名字
・コーヒーブレイク
| や行(山本幸久) | 10:57 | - | - |
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