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● 氷菓 米澤穂信
4044271011氷菓
米澤 穂信
角川書店 2001-10

by G-Tools

「古典部シリーズ」の第一作。日常の謎系青春ミステリー。面白かった!

何事にも積極的には関わろうとしない、省エネがモットーの折木奉太郎が、姉の命令で入部した神山高校古典部で、仲間たちに依頼されてさまざまな謎を解いていきます。小さな謎解きを積み重ねて、最後には、部員の1人、千反田えるの叔父にまつわる、三十三年前の「コテンブ」におこった事件の真相を暴きます。

よく読むとストーリーはけっこう悲しいし、キャラクターが全然高校生らしくないのに、学園ミステリーの楽しさを失うことなく、さわやかなミステリー。なかなか良かったです。

「キャラクターが高校生らしくない」って事が、致命的になる学園物もあると思うのですが、この本の場合は、キャラクター造形として面白いし、内容とも合っているので、個人的にはOK。

「クドリャフカの順番」3→「愚者のエンドロール」2→「氷菓」1と、シリーズを逆読みしてしまったのですが、これは失敗でした。順番どおりに読んだほうがいいシリーズですね。「氷菓」を読んで初めて、最初から文化祭を目指していて、その準備をしてるシリーズなんだ・・・とわかって、ちょっと納得。こういうことであれば、「クドリャフカ〜」で文化祭当日がとうとう描かれて、どこかで見た名前が次々に出てくれば、ファンはそれだけで感無量。平均点を取れている作品であれば、花丸をつけたくなっちゃいますよね。

「愚者〜」がシリーズ中で1番好きだし、クオリティも高かったかな、とは思いますが、「氷菓」も良かったです。「古典部シリーズ」、かなり好きみたいです。「クドリャフカ〜」、近々、再読したいと思います。
| や行(米澤穂信) | 12:25 | - | - |
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