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■ 陰の季節 横山秀夫
4167659018陰の季節
横山 秀夫
文藝春秋 2001-10

by G-Tools

刑事ドラマや犯罪小説にはめったに出てこない、警察組織の管理部門や、内勤の警察官が主役となった短編集。警察内部の「事件」を扱った、出版当時は珍しかったであろう本です。いえ、今でも珍しいと思うんですけど、横山秀夫さんってそういう作家さんなんだって、私が認識したので、今回はもう、もの珍しくはなかったです。収録作品は、

・影の季節
・地の声
・黒い線
・鞄

の、4つ。

すごく良かったです。男のドラマって感じで、全体として雰囲気がかっこよかった。ストーリーも興味深くて、堪能しました。

ただ、どれも読後感が良くない。暗い。重い。一作一作が重厚で、単独では悪くない作品なんですけど、短編集として見ると、一作くらいは後味のいいものや、爽やかなものが、混ざっていたほうが良かったような気がします。

再読・・・だったんですよねー。おそらくは去年か一昨年読んでます。ごく最近のはずです。その事に、4編収録の3編目を読みながらやっと気がついたという・・・。記憶力の衰退には、我ながら驚きます。

3編目の「黒い線」の印象が強く残っていたのは、この作品に登場する似顔絵捜査官、平野瑞穂が主役の、「顔」という短編集を読んでいたから。「顔」は女性が主人公ということで、横山さんの警察小説の中でも、ちょっと異色。「顔」も、好きな本でした。

「影の季節」で、第五回松本清張賞受賞
| や行(横山秀夫) | 10:53 | - | - |
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