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■ 上高地の切り裂きジャック 島田荘司 
4061824570上高地の切り裂きジャック
島田 荘司
講談社 2005-11

by G-Tools

2作収録の中編集。

・上高地の切り裂きジャック
撮影を終え、横浜へ帰ったはずの女優が、撮影のまだ続く上高地の林の中で、死体となって発見されます。腹を切り裂かれ、内臓を取り出され、そこに石をつめられた無残な姿で。関係者にはすべて、アリバイがありました・・・。

・山手の幽霊
封印された地下シェルターから、餓死した男の死体が発見されます。彼はどこからシェルターに入り、なぜ死ななければならなかったのか?シェルターが封印された後も、外で目撃されていた男の姿は、幽霊か?これが2作目。

さすが島田荘司。技あり!って感じで、ミステリアスというか、猟奇というか、尋常でない事件の演出はビシッと決まっています。特に、2作目の「山手の幽霊」のほうは、とても島田荘司らしい作品だという気がしました。

でも島田さんにしては軽いです。読みやすいし、こういう本から、新しいファンも獲得して欲しいと思いますが・・・ちょっと物足りないなあ、と、思ってしまいました。普通の本格推理でした。どうしても島田さんには、普通以上を期待してしまって、申し訳ない感じです。十分、面白かったんですけど。

表題作の、蛆虫の大きさから死後経過時間がわかるっていうネタは、2時間ドラマの「法医学教室の事件簿」でも見たし、他の小説でも見たことがある(と思う)。あんまり想像したくない映像なんだけどなあ。
| さ行(その他の作家) | 11:45 | - | - |
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