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● 黄泉路の犬 近藤史恵 
4198506760黄泉路の犬
近藤 史恵
徳間書店 2005-09-21

by G-Tools

強盗に盗まれたのは、たった2万円。脅された姉妹は、軽い怪我をおっただけですみ、犯人は別件で捕まってから自白し・・・事件は解決したように見えます。しかし、強盗は姉妹の飼っていたチワワも2万円と共に盗んでおり、逃げるとき邪魔になって捨てていました。姉妹は、可愛がっていたチワワを諦める事が出来ません。

南方署強行犯係シリーズの2作目。新米刑事の圭司と、先輩のユニークな女刑事・黒岩が、事件を追います。警察ミステリーなのですが、黒岩があまり組織の臭いのしないキャラクターなので、あまり「警察小説」な感じはありません。むしろ近藤さんらしい、リアルな人間ドラマのほうに重点が置かれたシリーズです。軽いタッチのイラストとは全然そぐわない、読み応えありまくりな本です。三作目にも期待してしまおう。

一作目のテーマはDV(家庭内暴力)だったのですが、今回のテーマは「アニマル・ホーダー」です。「アニマル・ホーダー」という言葉が何を意味するのか、私は初めて知ったのですが、これを説明してしまうと、かなりのネタバレになるのでやめておきます。

悲しくて、切なくて、可哀想な本でした。圭司のプライベートが描かれた部分の、ほのぼの感が好きです。テーマがとことん暗いので、そこがないと、読めない・・・。黒岩刑事のまっすぐさや、圭司の素直さに救われます。
| か行(近藤史恵) | 00:40 | - | - |
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