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● 空中ブランコ 奥田英朗 
4163228705空中ブランコ
奥田 英朗
文藝春秋 2004-04-24

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図書館から予約本が届いて、あら〜まだ読んでなかったのねー、読んだとばっかり思ってたわ…という本。遅ればせながら読了。

さすが直木賞。面白かった。映画化するんだよね?したんだっけ?見よう。

一番楽しく読んだのは、「義父のヅラ」。やりのこした悪戯をやろうと、いい年をしたおじさん2人がくっだらないいたずらで世間を騒がせる場面が楽しくて。まあ軽犯罪だとは思うけどね。読後感もよくて好きでした。

印象的だったのは、「女流作家」。どんな職業についていても、「無念」ってあるよね。切ないよね。

「イン・ザ・プール」では驚いた、伊良部先生とマユミさんの変態振りにはすっかり慣れてしまったようで、インパクトは薄かったです。それに、「イン・ザ・プール」よりさらにみんな同じお話では?感がありました。生え抜きでファーストの地位にいるサーカス団員、出世頭のやくざ、子供の頃からエリート街道を走ってきたプロ野球選手、教授の娘と結婚した医師、流行女流作家。その世界では有名な、挫折を知らない人という同じキャラクターの患者が、あるきっかけで精神に問題を抱え、伊良部先生には尊敬されることもなく、それが次第に快感になり、結局彼と遊んでいるうちになおっていく。それでも「イン・ザ・プール」のほうが、患者にバリエーションがあったような気がします。このシリーズでこのパターンは、この2冊で限界かな?
| あ行(奥田英朗) | 06:48 | - | - |
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