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▲ 四月になれば彼女は 川上健一 
4408534757四月になれば彼女は
川上 健一
実業之日本社 2005-07-16

by G-Tools

高校の卒業式が終わった3日後、そして明日は就職というある一日。主人公・沢木圭太の人生のターニングポイントとなった、24時間を描いた青春グラフティです。どうやら、著者・川上健一さんの自伝的小説のようです。

「友人の駆け落ちの手伝いをする」「相撲の才能を見出され、就職を取り消される」「不良グループとケンカ」「童貞を捨てよう作戦に参加」「初恋の少女と初めて会話をし別れる」「アメリカ兵と戦う」など、次々にたくさんの出来事が起こります。これが本当に24時間?若いっていいねえ、体力あるねえ。というのが、おばちゃんの感想です。

駆け落ちをしようとする圭太の友達が、個人的にツボでした。笑えました。彼のエピソードは、一通り好きでした。

男性が読んだら、あるいは、私よりもう少し年上の方が読んだら、あるいは、地方出身の方が読んだら、面白いのかもなあ、と、思うんです。60年代に高卒で都会に出てきた男の人、きっとたくさんいますよね。その人たちにとってはきっと、共感できる部分がたくさんあって、懐かしくて、お気に入りの一冊になるんじゃないかと思います。

私は、とりあえず女性だという時点で、圭太君たちの青春はよくわからない。あれもですが、それも、これもです(笑)。それに、東京生まれの東京育ちのくせに、東京の中で引っ越しを何度かしてるので、私には「故郷」と呼べる場所がなく、「故郷を出る」事の意義もよくわからない。それに、時代的にも古さを感じて…それも「ノスタルジックな雰囲気」というような古さではなく、もっとリアルに古い感じがして、共感できない。

というわけで、ごめんなさい、面白くなかった…。「青春」の暑苦しさばかりを感じてしまい、ノスタルジーの押し売りはやめてください、と、思ってしまいました。簡単に言うと、うざい小説だった。

ああ、ファンの方、石を投げないでください。肩を壊して野球という夢を諦めた圭太が、それでも生きていこうと決意する。というあらすじに関しては、私も、この本が、好きなのです。
| か行(その他の作家) | 06:11 | - | - |
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