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▲ ある愛の詩 新堂冬樹 
4048735209ある愛の詩
新堂 冬樹
角川書店 2004-02

by G-Tools

タイトルでかなりひいたんですけど・・・この本オリジナルテーマ音楽CDがついてるんですよねー。ああ、あの「ある愛の詩」だったんだね、と、その趣向に免じて、読む気になりました。

ストーリーは比較的おとなしいです。派手な事件も、強引な展開も、ありません。小笠原でイルカとともに育った純粋な青年・巧海と、東京から観光に来て彼と出会う、声楽家志望の流香。2人の恋がはじまるまでを描いた、純粋なラブストーリーです。巧海も流香も、魅力的なキャラクターですが、魅力的過ぎてリアリティが全然なかった・・・。古い映画の登場人物みたいでした。(これはたぶん、著者の確信犯的な設定だと思います。)南の海、イルカ、音楽、マリンスター。ディティールが一つ一つ綺麗で、登場人物はどこまでも純粋で、ストーリーは、癒し系で。いい本でした。(退屈と紙一重、ギリギリセーフって感じ!)

音楽CDですが・・・。メインの「ある愛の詩」はやっぱり名曲で、どうアレンジしてもやっぱり名曲だなあ、と、思いました。でも、この曲って「切ない」名曲なんだよね。メロディがもう「切なさ」全開なので・・・。この本のストーリーとはちょっと合わない気がしました。どうせなら、白血病になったり、実は兄妹だったり、記憶喪失になったり、最後に死んだりするような、派手な純愛小説に合っていると思います。この小説は、純愛とはいえ、もっと癒し系だし、ハッピーエンドだし、せっかくのオリジナル音楽CDは、なんだか残念!(私の個人的意見。)
| さ行(新堂冬樹) | 02:56 | - | - |
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