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▲ 優しい音楽 瀬尾まいこ 
4575235202優しい音楽
瀬尾 まいこ
双葉社 2005-04

by G-Tools

不倫相手の子供を預かることになった深雪さんは、気がつくと、その子供佐菜ちゃんと仲良くなり、彼女と彼女の母親(つまり不倫相手の奥さん)サツキさんの幸福な生活のために、奔走することになります。サツキさんは聴覚障害者です。わたしは、母親が手話通訳のボランティアをしていた人なので、このストーリーは印象に残りました。障害者の差別問題を扱った小説としては、あまりに薄く、パターン通りでしたけど。この小説は深雪さんのお人よし加減がメインで、だからこれでいいんでしょうね。

・優しい音楽
ごめんなさい。これは…タイトルロールなのに残念!。

亡くなったお兄ちゃんに似た顔である、という理由で、タケルに声をかけた千波ちゃん。千波ちゃんを次第に好きになるタケルくん。タケルの側で顔を見ていたい、という理由で彼女になった千波ちゃん。2人が本当に恋に落ちていく様子や、タケルと千波の家族の交流を描いた作品です。

正直…物足りないんです。書くべき事を何も書かずに、それこそ「優しい」事だけ書いているので、退屈なんです。葛藤があったり、怒りがあったり、悲しみがあったりするはずなのに、そこを全部すっとばして「優しい」所だけ文章にしても…嘘っぽいだけで、むずがゆい。なにこれ?って感じでした。

ああ、言ってしまった…。瀬尾まいこさん、かなり好きな作家さんなんですが、「図書館の神様」以上のものは出てきませんね。



他に、同棲中の彼女が、ホームレスをつれて帰ってきてしまう物語「がらくた効果」も収録されています。
| さ行(瀬尾まいこ) | 21:48 | - | - |
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