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★ 天使の屍 貫井徳郎 
404873007X天使の屍
貫井 徳郎
角川書店 1996-11

by G-Tools

子供には子供の論理があります。それは大人の社会では通用しない、子供達だけの論理です。その論理は大人の目からすれば理不尽にも、また正当性を書くようにも見えるのでしょうが、子供には法律以上に大事なことなのです
中学生の連続自殺事件を追う、父親の物語です。最初の自殺者、優馬の父親は、「絶望した」という息子の走り書きを見ても、息子の友人のもとに届いた「失恋したので自殺する」という遺書を見ても、「親の直感」で息子の自殺を信じる事ができません。しかし、警察は自殺と断定。しかも息子はLSDを常用していた事が検死により明らかになります。

その後、息子の友人達が次々と自殺をとげます。父親は、次から次に、意外な真実を知る事になります。そして、最終的に、1つの推理にたどり着くのです…。

この最終的な推理、つまり事件の真相ですが、それは読めませんでした。本当に意外でした。やられたー!そこまでやるか!って感じ。だから読み終わった時に満足感がありました。

1つ難点をあげるとすれば、ある子供の遺書に隠された「暗号」。あまりにベタすぎて、見た瞬間にわかっちゃったので、興ざめでした。

10年近く前の本なので、イマドキの中学生はこれよりさらにすごいのかな、と、思うと、私はちょっと恐いです…。
| な行(貫井徳郎) | 21:43 | - | - |
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