2013.08.16 Friday
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シャドウ 道尾 秀介 東京創元社 2006-09-30 |
すべての愛の1% 前川 麻子 徳間書店 2005-12 |
家族の言い訳 森 浩美 双葉社 2006-03 |
夫が蒸発した妻、たしかにいつだって、一番言い訳が必要なのは、家族に対してかもしれません。タイトルに、すごく納得しました。
妻に別れを切り出された夫、
母に捨てられた息子、
死期が迫る母・・・。
家族に悩み、家族に喜ぶ。
ハートに響く初短編集。
イレギュラー 三羽 省吾 角川書店 2006-06 |
厭世フレーバー 三羽 省吾 文藝春秋 2005-08-03 by G-Tools |
俺がかわりに殺してやろうか帯より
父親が失踪。全力疾走のはてに少年は血の味を知ったー
家族の崩壊と再生をポップに描いた快作誕生!と、ちゃんと書いてありました。もっと見やすく書いてよ・・・。っていうか、ちゃんと見よう!>自分
リストラされた父親が姿を消した。帯(裏)より
14歳 ケイ → 陸上部をやめて新聞配達
17歳 カナ → いい子をやめて深夜までバイト
27歳 リュウ → 急に家長の意識にめざめる
42歳 薫 → すっかり酒びたりになる
73歳 新造 → 認知症が進行してしまう
いったい、この家族、どうなるの?
海と川の恋文 松本 侑子 角川書店 2005-12-01 by G-Tools |
雨にもまけず粗茶一服 松村 栄子 マガジンハウス 2004-07-15 by G-Tools |
あの子は理屈やのうて身体で覚えるタイプなんやね。そのことようわかったおひとが大事にしこまれはったんやと思いますわ。自分ではきっと何も知らんつもりやろけど、どっか奥のほうではけっこうわかってはんねん。と、描写される、遊馬のキャラクターが最高です。次期家元として育てられたお坊ちゃんで、世間知らずではありますが、茶道とは縁のない私でも親近感が持てる、庶民的で真面目で愛すべきキャラクター。芯のところで育ちがいいんですね。優柔不断なところと、頑固なところのバランスの悪さも、魅力的でした。
天国からマグノリアの花を 松野 大介 講談社 2005-09-10 by G-Tools |
死が迫る彼との契約結婚この帯の最後の行を、きちんと読んでいなかった私は、流行の、お涙頂戴恋愛小説だ、と、思って読んでいたんです。そうしたら、いきなり殺人未遂事件がクローズアップされるは、直子は彼を疑いだすはで、驚いてしまいました。今見たら、ちゃんと「ミステリー」って書いてありますね。
信じたい。あたし、お金で買われたんじゃないよね。
報酬は400万円。「たった4ヵ月の結婚」は、真実の愛になりえるか?
生のギリギリのリミットに向かって変容する愛を描いた長編ラブ・ミステリー。