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■ Sweet Blue Age
Sweet Blue AgeSweet Blue Age
有川 浩 角田 光代 坂木 司

角川書店 2006-02-21

アンソロジーはめったに読まないのですが、今回のお目当ては、「クジラの彼」有川浩 でした。

○ クジラの彼 有川浩
あの「冬原」が普通に恋愛している、という時点で、すでに私は悶絶(笑)。ほとんど同人誌を読んでいる気分でした。

でも、それはそれとして、この小説はいい!乙女心にストライク!この遠距離恋愛は切ないねえ・・・。切ない切ない。むかーしむかーし、わからない人はわからなくていいくらい昔、JRのCMで牧瀬里穂が遠距離恋愛のCMをやっていたんですけど、あれ、あの感じ。

□ ホテルジューシー 坂木司
このお話は、癒し系でよかったなあ。背伸びをしない、主役の女の子が好きでした。そういえば坂木さんの本を、最近読んでない。読もう。

| アンソロジー | 20:44 | - | - |
■ 結婚貧乏
4344406672結婚貧乏
平 安寿子 春口 裕子 三浦 しをん
幻冬舎 2005-06

by G-Tools

アンソロジーってあんまり読まないんですけど、図書館で見て、タイトルがあまりに印象的で、借りてしまいました。タイトルどおり、けっこうブラックな結婚&恋愛小説たち。

・ロマンスの椅子(平安寿子)
・玉の輿貧乏(宇佐美游)
・オーダーメードウェディング(春口裕子)
・森を歩く(三浦しをん)
・シンデレラのディナー(内藤みか)
・次はあなたの番ね(真野朋子)
・グッドマリアージュ(森福都)
・花と蜜蜂(松本侑子)

読み終えてみれば、好きかどうか微妙だぞ、と、思っている作家さんである、三浦しをんさんの「森を歩く」が一番好きな物語でした。それに、彼女には共感できるし、彼のこともとても好きです。ハッピーな気持ちになれました。

平安寿子さんが好きなので、「ロマンスの椅子」もやっぱり好きだったな。野球選手と結婚した女性の離婚物語です。比較的、たくましくて、からっとした印象の物語。

上記の2つ以外は、どれも、女性の女性らしいドロドロ加減を抽出した、重苦しい感じの物語で・・・たまに読むにはいいかな、と(笑)。

その中では「グッドマリアージュ」が印象的でした。衝撃のラストでした。女性の恋するエネルギーってすごいね。美しくもなれるけれど、恐ろしいものにも、なれるのですね。サイコサスペンスというか、サイコホラー。あー恐い恐い(笑)

| アンソロジー | 02:02 | - | - |
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