2013.08.16 Friday
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エスケイプ/アブセント 絲山 秋子 新潮社 2006-12 |
神さまよ、人間なんて手にあまるだろ。だったら祈れ。あんたこそ祈りつづけろ。よくわからない。という感想はかなり間違っているとは思うのですが…そんな感想です。断片的には心に響くセリフ等も多かったし、ダメ男が主人公なのに、全体として力強い雰囲気が良かったし、短編「アブセント」が付け加わったことで一冊の本としてもよくまとまって、悪くなかったんだけど…楽しみ方がわからない(汗)。
闘争と逃走にあけくれ、20年を棒に振った「おれ」。だが人生は、まだたっぷりと残っている。旅に出た京都で始まった長屋の教会での居候暮らし。あやしげな西洋坊主バンジャマンと、遅れすぎた活動家だった「おれ」。そして「あいつ」。必死に生きることは、祈りに似ている。フェイクな日々にこそ宿る人生の真実を描く傑作小説。
ニート 絲山 秋子 角川書店 2005-10-29 by G-Tools |
海の仙人 絲山 秋子 新潮社 2004-08-28 by G-Tools |
イッツ・オンリー・トーク 絲山 秋子 文藝春秋 2004-02-10 by G-Tools |
袋小路の男 絲山 秋子 講談社 2004-10-28 by G-Tools |
逃亡くそたわけ 絲山秋子 中央公論新社 2005-02-26 by G-Tools |