2013.08.16 Friday
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ロードムービー 辻村 深月 講談社 2008-10-24 by G-Tools |
誰もが不安を抱えて歩き続ける、未来への“道”。子どもが感じる無力感、青春の生きにくさ、幼さゆえの不器用…。それぞれの物語を、優しく包み込んで真正面から描いた珠玉の三編を収録。涙がこぼれ落ちる感動の欠片が、私たちの背中をそっと押してくれます。はじめましての方にも、ずっと応援してくれた方にも。大好きな“彼ら”にも、きっとまた会えるはず。《出版社より》「冷たい校舎の時は止まる」をすっかり忘れてしまってから読んだので、ああ、確かにこの人はどっかに出てきたような名前だが全然思い出せない…というような事の連続で(^_^;)。もう一度、「冷たい〜」を再読してから、この本を読み返そうと思います。でも、この本単独でも、わりと好きだったなあ。
名前探しの放課後(上) 辻村 深月 講談社 2007-12-21 |
名前探しの放課後(下) 辻村 深月 講談社 2007-12-21 |
「今から、俺たちの学年の生徒が一人、死ぬ。―自殺、するんだ」「誰が、自殺なんて」「それが―きちんと覚えてないんだ。自殺の詳細」不可思議なタイムスリップで三ヵ月先から戻された依田いつかは、これから起こる“誰か”の自殺を止めるため、同級生の坂崎あすならと“放課後の名前探し”をはじめる―青春ミステリの金字塔。うん、面白かったです。なんというか、主人公の思い込みの強さと青さ溢れる辻村節全開で、前半は読みづらい部分もありましたが、最終的には「なんだよ〜いいお話じゃんかよ〜」と感動させてくれました。スッキリ爽快です。そして、さすが辻村さんで、ラストにはどんでん返しもばっちり決まり、伏線もしっかり生かされていて、「やられた〜」という気分になりました。他の作品とのリンクも楽しませてくれましたね。
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス) 辻村 深月 講談社 2007-01-12 |
スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス) 辻村 深月 講談社 2007-01-12 |
猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの128通にも及ぶ手紙だった。よくできた小説でした。面白かったです。
事件から10年――。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める……。
ぼくのメジャースプーン 辻村 深月 講談社 2006-04-07 |
凍りのくじら 辻村 深月 講談社 2005-11 by G-Tools |
冷たい校舎の時は止まる (上) 辻村 深月 講談社 2004-06-08 by G-Tools |
冷たい校舎の時は止まる (中) 辻村 深月 講談社 2004-07-06 by G-Tools |
冷たい校舎の時は止まる (下) 辻村 深月 講談社 2004-08-06 by G-Tools |
子どもたちは夜と遊ぶ(上) 辻村 深月 講談社 2005-05-10 by G-Tools |
子どもたちは夜と遊ぶ(下) 辻村 深月 講談社 2005-05-10 by G-Tools |
人間てのは、大好きな人が最低一人は絶対に必要で、それを巻き込んでいないと駄目なんだ。そうでないと歯止めがかからない。かっこいいなあ。結局彼が、一番大人だと思う。秋山教授なんて、単なる変態親父だし。(あ、でも、真紀ちゃんの彼氏になんて言ったのかは気になる)