CATEGORIES
LINKS
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
▲ しずるさんと無言の姫君たち 上遠野浩平
しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)しずるさんと無言の姫君たち―The Silent Princess In The Unprincipled Tales (富士見ミステリー文庫)
上遠野 浩平

富士見書房 2006-12

ミステリーとしては、何とも言えないとしか言いようがない…。でも、独特の雰囲気には、やはり魅かれるものがありました。それにしても、このシリーズまだ続くのかなあ。ネタギレだと思うんだけど。

そういえばブギー・ポップシリーズは今どうなっているんだろう?
| か行(上遠野浩平) | 21:30 | - | - |
■ ソウルドロップの幽体研究 上遠野浩平
4396207859ソウルドロップの幽体研究
上遠野 浩平
祥伝社 2004-08

by G-Tools

傍目にはどうでもいいとしか思えない物を盗み、同時にその人の命を奪う、怪盗・ペイパーカット。殺人事件の前に、「生命と同じだけの価値ある物を盗む」という犯罪予告状が届けられていたホテルの一室からは、なぜかオレンジキャンディが1つなくなっていた。この事件をペイパーカットの仕業と認定したサーカム保険は、調査員伊佐と、千条を派遣する。

あらゆる意味で、上遠野さんらしい本。上遠野さんファンは、楽しく読めると思います。ストーリーはよくまとまっていてまあまあ面白かったです。慣れない人は、独特の語り口や、哲学的表現が、読みづらく感じるんじゃないかな?上遠野本を初めて読む、という人には、お勧めしません。(そうだなー。やっぱり初上遠野さんなら、ブギーポップシリーズから入るのがいいと思う。個人的にはしずるさんのシリーズが好き。)

あ、このサーカム保険もシリーズ化しそうな雰囲気です。ストーリーはまあまあってところだったけど、ロボット探偵・千条がツボでした。調査員・伊佐との会話も面白かったし、彼らの過去が気になるし、千条の成長も楽しみ。次作がもし出たら読むと思います。
| か行(上遠野浩平) | 19:00 | - | - |
ロスト・メビウス 上遠野浩平
4840230188ロスト・メビウス―ブギーポップ・バウンディング
上遠野 浩平
メディアワークス 2005-04

by G-Tools

えーと。そうそう、ブギーポップの新作だよね。
で、あれって、いまどういうことになってたんだっけね。
という事を思い出せないまま、読んでしまいました(笑。

新しい登場人物は少なくて、
どこかで見たことがある名前ばかりだったのですが、
「この人、重要だったはず。えーと・・・」
「あー、この人は記憶残ってたんだっけ?」
「あ、そっかあ。この人がブギーポップなんだよ、そういえば」

って感じで、基本的な知識が不足していたので、
ダメダメな読書でした。意味がわかってないと思う。私。
シリーズごと、実家においてきたからなあ。
完結したら、まとめて再読ということで・・・。

あのー。物忘れが激しいだけで、このシリーズ好きなんです。
すべてを忘れてしまう前に、早く完結して欲しい。
| か行(上遠野浩平) | 01:40 | - | - |
■ しずるさんと偏屈な死者たち しずるさんと底無し密室たち 上遠野浩平
4829162147しずるさんと偏屈な死者たち
上遠野 浩平
富士見書房 2003-06

by G-Tools

4829162848しずるさんと底無し密室たち The Bottomless Closed-Rooms In The Limited World
上遠野 浩平
富士見書房 2004-12-09

by G-Tools

病院で寝たきりの生活を送る美少女、しずるさんは、不可解な謎を解くのが趣味。相棒のよーちゃんを相手に、警察も解決できない事件の数々を、鮮やかに解決して見せます。いわゆる安楽椅子探偵ものの短編集です。

表紙がかわいいんだよね。美少女、大好きです。ジャケ買いしました。

この本は、「メランコリック・ミステリ」だそうです。確かに、雰囲気作りがうまくて、ひきこまれる部分はあります。ただ、ミステリーとしてはトリックが突飛過ぎて説得力がないような気がします。十数年前なら、つまり綾辻行人さんら、新本格の作家さんたちがでてくる前なら、またホラー&ミステリーがこれほどまでに量産されてしまう前なら、新鮮で、インパクトがあって、印象的だったかもしれません。でも、今さら出てくると、もうちょっと何かなかったのか、と、言いたくなります。たとえば、物語の厚みというか、伏線のはりかたとか、人物の背景とか。

東野圭吾さんや若竹七海さん、毛色は違いますが北村薫さんや加納朋子さんなど、短編の名手だ、と私が思っている人たちのミステリーと比べると多少見劣りがします。でも、ライトノベルということで、この程度の恐さ、この程度の軽さ、が、若い人にはちょうどよいのかもしれません。

わたしは、ブギー・ポップの方が好きです。
| か行(上遠野浩平) | 21:36 | - | - |
▲ 事件シリーズ? 上遠野浩平 
4061821350殺竜事件―a case of dragonslayer
上遠野 浩平
講談社 2000-06

by G-Tools

4061821849紫骸城事件―inside the apocalypse castle
上遠野 浩平
講談社 2001-06

by G-Tools

4061822829海賊島事件―the man in pirate’s island
上遠野 浩平
講談社 2002-12

by G-Tools

406182404X禁涙境事件 ”some tragedies of no-tear land”
上遠野 浩平
講談社 2005-01-14

by G-Tools

殺竜事件・紫骸城事件・海賊島事件・禁涙境事件

竜、海賊、魔法文明、異世界ファンタジー、仮面の男、本格ミステリー。キーワードを並べただけで、私が好きじゃないはずはない!というシリーズですね。シリーズだけど、1話完結なので感想を書こう・・・と、思ったけど、今日は4冊分書くのは面倒なので、4巻までまとめての、感想、ということで。だって、この人のシリーズを、完結してから感想を書こう、と、思っていると、たぶんいつまでも書けないんですよね(笑

昨日と今日でまとめ読みをしたけど、だいぶ前から一応読んではいるシリーズです。実際面白くて、好きなんですけど、実は、3冊目の「海賊島事件」あたりで、やっとこのシリーズの読み方がわかったという感じ。1冊目はともかく、2冊目で、コンパスをなくしてしまったみたいに読み方がわからなくなっちゃった。でも、3・4冊目でなんとかコンパスを取り戻して、やっぱり好きです。コンパスを取り戻してみると、2冊目もちゃんとおもしろいですね。

って、また自分にしかわからない文章を書いてしまいましたが・・・。

とにかく、そういうわけで一番好きなのは3冊目「海賊島事件」です。

でも。あのー。エドを、EDと表記するのは、やめてもらいたいなあ。なーんか気が散るんだよね・・・笑。
| か行(上遠野浩平) | 22:53 | - | - |
| 1/1PAGES |